学校での熱中症対策を進めようと、身につけるウェアラブル端末を使って体調の変化を把握できるシステムを、奈良県生駒市が市内の一部中学校で試験的に導入した。熱中症を未然に防ぎ、適切な水分補給などを促すのがねらい。民間企業の協力で10月末まで続け、効果を分析する。
導入したのは、IoT関連商品などの開発・販売をしているミツフジ(本社・京都府精華町)のシステム。手のひらサイズの端末機器が専用のシャツに取り付けられている。
端末からは着用者の心拍数や呼吸数、湿度・温度などのデータが同社に送られ、それらの情報を自動解析。異常があれば、学校の先生がもっているタブレットや着用者のスマートフォンにアラートが表示され、先生には緊急連絡も入る仕組みだ。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル